更年期とは? 原因と治療方法

更年期とは?

「更年期」とは、女性の一生の中で卵巣機能が安定し妊娠・出産が可能な「性成熟期」と呼ばれる時期と「老年期」の間の時期を指す言葉です。
明確な範囲は規定されておりませんが、およそ40歳代中頃から50歳代中頃までが該当します。
この時期には卵巣機能が低下することで女性ホルモンの分泌が急激に減少しますが、そのために精神的・肉体的に様々な変化が認められます。

更年期障害の原因について

「更年期障害」とは、更年期に現れる多種多様な器質的な変化に起因しない諸症状(これを「更年期症状」と呼びます)の中で、日常生活に支障をきたすものを言います。
更年期症状も含めてその主たる原因は、女性ホルモンの中でもエストロゲンの低下にありますが、これに一般的な加齢に伴う身体的変化、精神的・心理的な要因、社会文化的な環境因子などが複合的に影響することにより多彩な症状が出現します。

「更年期障害」の診断に必要な診察・検査

  1. 症状の総合的評価
  2. 血液中の女性ホルモン値の測定
  3. 他の疾患の可能性を除外する
  4. 心身症やうつなどの精神疾患との鑑別

更年期かも? まずはセルフチェック

更年期障害の症状として代表的な月経の乱れや閉経以外にも、息切れや動悸、身体のほてりや手足の冷えなど、更年期の症状は人によって様々です。

当院では簡単に更年期障害と疑われる症状かどうかを、ご自身で確認できる全15問の「更年期障害セルフチェックシート」をご用意しております。
「これって更年期?」と思われた方は、セルフチェックシートをお試しいただき、病院に受診するかどうかのひとつの目安としてご利用ください。

更年期障害セルフチェック

更年期障害専門医にかかる手順

「もしかして更年期?」と思ったら

「もしかして更年期かな?」と思ったら更年期の症状と照らし合わせてみてください。
40代後半〜50代前半ばで重たい症状が出ている方は更年期障害の可能性が高いです。

また、更年期の症状は人によって多種多様で、改善法も様々です。
少しでも気になることがあれば、まずは病院へ行ってみる事をおすすめします。

更年期症状調査票を記載する

病院で検査を受けるときはまずは問診票に症状や、不安点などを記載していただきます。
牧田産婦人科でも、更年期関係のご相談ではじめて外来受診された方には、診療前に現在みられる症状について問診表にご記入をいただいております。

この問診票はサイト上でもダウンロードする事ができます。
更年期関係のご相談で外来受診・検査を希望される方は、あらかじめこの問診表にご記入いただき、持参いただきますと、診療がよりスムースになります。是非ご利用下さい。

更年期外来問診票 ダウンロード

※「更年期外来問診票」は診療時の参考にさせていただくのと同時に、更年期医学の発展のために学会発表等で使用させていただく場合がございます。
ただし、患者様個人が特定できる様な形での使用は絶対致しませんのでご安心ください。

外来受診・検査を受ける

記載していただいた問診票を参考に、問診、外来内診、検査を行います。また別の病気が潜んでる可能性がある場合は他の検査も行います。

更年期障害の場合は今後の治療についてもご相談いただけます。牧田産婦人科では「漢方治療」や「ホルモン補充療法」など様々な治療が受けられますので自分に合った治療で無理なく続け改善を目指しましょう。

更年期相談の関連コンテンツ

更年期症状

更年期障害の代表的な症状としては、「のぼせ」ないし「ほてり感」発汗過多、寝汗、冷えなどです。
更年期障害を疑うポイント、症状の特徴や傾向、簡単なアドバイスなど詳細に関しては、こちらのページをご覧ください。

更年期外来の症例

過去に当院に受診いただいた患者様の症例を、ケーススタディとして一部ご紹介しています。患者様によって現病歴・既往歴などは異なりますが、ひとつの参考情報としてご覧ください。

更年期障害の漢方治療について

当院が考える漢方治療の4つの特徴、東洋医学的に診た典型的病態、効果が期待できる製剤など、漢方治療に関する様々な情報を掲載しております。

ホルモン補充療法について

「更年期障害」の治療法のひとつとして、ホルモン補充療法(HRT)があります。加齢や卵巣を摘出することにより失われていく女性ホルモンを、外部より補う治療方法です。

骨粗鬆症等のご相談について

当院では、更年期障害以外でも「骨粗鬆症」「脂質異常症」「萎縮性膣炎」等のご相談も承っています。ご自身の骨密度・血管年齢を調べる検査も行っておりますのでご相談ください。