がん検診(子宮癌・頸癌・体癌・卵巣癌)

子宮がん検診について

子宮がんには、その入り口(頸部)に発生する「頸がん」と、内腔に発生する「体がん」の2つのタイプがあります。
当院ではこのような「子宮がん検診」を随時実施しておりますので、お気軽にご相談・お申出ください。

子宮がん検診の重要性

一般的にがんは「早期発見」と「早期治療」が大切と言いますが、子宮がんは正にそれが当てはまる癌です。そこで、子宮がんとその検診の意義について説明したいと思います。

まず「子宮がん」という言い方をしますが、子宮がんは大きく分けて入り口の部分(頸部)に発生する「頸がん」と、子宮の中の内膜という部分に発生する「体がん(内膜がんとも言います)」の2つがあります。
発生頻度としては頸がんの方が多く、頸がんは初期がんでは自覚症状がないことも多いので、早期発見の意味が高く、人間ドックや市町村単位で行う検診では頸がん検診のみが行われ、それを「子宮がん検診」と名付けていることが多いと思われます。
ただし注意していただきたいのは、頸がん検診のみ行って異常がなくても検査をする場所が異なるので、体がんの方まで異常が無いとは言えません。

もし本当の意味で「子宮がん検診」を行うならば、頸がん検診だけでなく体がん検診も行うことをお勧めします。

頸がん検診と体がん検診

人間ドックや市町村単位で行う検診で頸がん検診のみが行われる理由は、実は他にもあります。それは、頸がん検診は少なくとも18歳以上の成人であれば誰でも検査自体はまず可能ですが、体がん検診は子宮の中に細胞を取る器械を挿入しなければいけないのですが、それが極めて難しいケースがあるからです。
どのようなケースかと言いますと、20歳前後の若い方(特に性交経験がない方)、妊娠・出産経験のない方、出産経験はあっても帝王切開での分娩をした方、ご高齢の方などです。
さらに、頸がん検診では検査自体による痛みはあまりありませんが、体がん検診では個人差も大きいですが、少なからず痛みや検査後の出血があります。人間ドックや市町村単位で行う検診で頸がん検診のみ行うのは、このようなトラブルを避ける意味も含まれているのです。

しかしながら、年代を問わず生理以外の出血(不正出血と称します)がみられる方、生理不順がひどい方、年齢的にすでに生理が終わっているはずなのに出血が見られた方などは、体がん検診までしっかり行うことが体がんの早期発見に重要です。

子宮がん検診をお考えの方へ

当院では「子宮がん検診」を随時実施しておりますので、お気軽にご相談・お申出ください。

※がん検診で行う検査に関しては、原則「保険診療」で行います。

※予約制を取っておりませんので、ご希望の方は受付にてお申出ください。

子宮がん検診で異常が見つかり精密検査が必要とされたら、頸がんの場合はコルポスコープという拡大鏡を用いて頸部の組織を採取の上、体がんの場合は子宮内より内膜組織自体を採取の上、精査致しますが、当院ではこのような検査も可能です。

東京都清瀬市・埼玉県新座市、志木市のみならず、遠方からも多くの方に子宮がん検診を受けていただいておりますので、ご都合の良い日にでもご相談ください。

卵巣がん検診について

卵巣がんは、子宮がんと比べて早期発見が難しく、欧米では「サイレント・キラー(静かなる殺人者)」と呼ばれております。したがって検診方法が子宮がんほどには確立されておりませんが、超音波検査で卵巣の大きさやその性状をチェックしたり、腫瘍マーカーと総称される血液検査を複数組み合わせることで、一応の「卵巣がん検診」は可能です。

当院でもこのような超音波検査や腫瘍マーカーの測定は可能ですので、ご希望の場合はお申出ください。