更年期・更年期障害とは?
「更年期」とは、女性の一生の中で卵巣機能が安定し妊娠・出産が可能な「性成熟期」と呼ばれる時期と「老年期」の間の時期を指す言葉で、およそ40歳代中頃から50歳代中頃までが該当します。
この時期には卵巣機能が低下することで女性ホルモンの分泌が急激に減少しますが、そのために精神的・肉体的に様々な変化が認められます。
「更年期障害」は「更年期」に現れる多種多様な器質的な変化に起因しない諸症状(これを「更年期症状」と呼びます)の中で、日常生活に支障をきたすものを言います。
更年期障害の症状
更年期症状は多岐にわたります。代表的なもので下記のようなものがあります。
- 精神神経症状:イライラ感・不安感・睡眠障害・抑うつ感 など
- 頭部症状:頭痛・めまい・耳鳴り など
- 呼吸、循環器系症状:動悸・息切れ・頻脈 など
- 末梢神経症状:手足のしびれや手のこわばりなどの
- 運動器系症状:肩こり・腰痛・腰背部痛・関節痛など
易疲労感・冷え・発汗過多・「のぼせ」ないし「ほてり感」(ホットフラッシュ)
更年期障害を疑うポイント
更年期障害の症状は多岐にわたるため、更年期によるものかどうかを判断するのが難しい場合も少なくありません。目安として、以下のような症状がみられる場合は、更年期障害の可能性が高いと考えられます。
- 1.更年期の年代に相当する
- 2.月経が不順になっているか既に閉経している
- 3.症状に起因した明らかな他の病気を認めない
- 4.「のぼせ」「ほてり」「発汗」などの症状を認める
- 5.症状そのものが時事刻々変化し、その程度に波がある
また、更年期障害による症状と思われる場合でも、別の疾患が原因となっている可能性があります。気になる症状が続く場合は、自己判断せず、医療機関を受診しましょう。
「これって更年期のサインかも?」と思ったらセルフチェックお試しください!
更年期の症状は人によってさまざまで、月経の乱れや閉経だけでなく、息切れ・動悸・ほてり・手足の冷えなど、体や心にさまざまな変化があらわれることがあります。
当院では、ご自身の症状が更年期によるものかどうかを簡単にチェックできる「更年期障害セルフチェックシート(全15問)」をご用意しています。
「これって更年期のサインかも?」と思われた方は、ぜひ一度セルフチェックをお試しください。受診のきっかけづくりとしてご活用いただけます。
Q.01
顔が熱い(ほてる)、汗をかきやすいと感じることがある
よくある
時々ある
あまりない
全くない
Q.02
腰や手足が冷えている
よくある
時々ある
あまりない
全くない
Q.03
腰や背中に痛みを感じたり、手足の節々の痛みを感じることがある
よくある
時々ある
あまりない
全くない
Q.04
わけもなくイライラしたり、不安になったりすることがある
よくある
時々ある
あまりない
全くない
Q.05
何事にも意欲がわかず、ゆううつになることがある
よくある
時々ある
あまりない
全くない
Q.06
寝つきが悪かったり、途中覚醒することがある
よくある
時々ある
あまりない
全くない
Q.07
手足の感覚がにぶいと感じたり、しびれたりすることがある
よくある
時々ある
あまりない
全くない
Q.08
心臓の動悸を強く感じることがある
よくある
時々ある
あまりない
全くない
Q.09
頭痛がしたり、めまいや吐き気を感じることがある
よくある
時々ある
あまりない
全くない
Q.10
皮膚をアリがはっているような感覚をおぼえることがある
よくある
時々ある
あまりない
全くない
Q.11
物忘れが激しい、または記憶できない
よくある
時々ある
あまりない
全くない
Q.12
髪のボリュームが少なくなってきたと感じる
よくある
時々ある
あまりない
全くない
Q.13
トイレの頻度が高い、またはトイレに間に合わずもれることがある
よくある
時々ある
あまりない
全くない
Q.14
膣が乾いた感じがする、性交痛がある
よくある
時々ある
あまりない
全くない
Q.15
のどがつかえる感じがする
よくある
時々ある
あまりない
全くない
あなたの更年期危険度はです。

可能であれば、お早めに更年期専門医に相談することをオススメいたします
日常的に更年期症状を感じ、生活に支障をきたしていると思います。 この段階の方は、病院で更年期専門医による診察をオススメします。 更年期は症状の大小や種類など個人差がありますが、誰もが通る期間になります。 そのため「どうしよう」と不安にならず、まずは病院へ足を運んでみてください。 また、更年期は様々な体の不調があらわれる時期でもあります。 これを機に、健康診断などを受けてみるのも良いかもしれません。
牧田産婦人科からのワンポイントアドバイス
日常生活に支障を感じる段階だと、セルフケアのみで改善するのは一苦労です。 それによってさらなるストレスを産む場合もあります。 更年期の症状が人それぞれであるように、更年期の治療も一つではありません。 「更年期程度で病院なんて…」と思う方もいらっしゃるかもしれませんが、病院へ行き専門医に診断をしてもらい、しっかりとした説明・治療・指導を受けることが更年期障害を改善する近道になります。 症状をしっかり改善し、更年期を乗り切りましょう。
あなたの更年期危険度はです。

今すぐ更年期専門医に診てもらうほどではありません。
少なからず、日常的に更年期症状を感じている方もいると思います。 まずは生活習慣やストレスに気をつけながら生活してみましょう! また、セルフチェックで例に出した項目以外でも更年期の症状は多種多様です。 詳細な症状が確認できる「更年期症状問診票」もご用意しておりますので、改めてチェックしてみるのもオススメです。 その他にも「これは更年期かも?」と気になる事があれば、更年期専門医のいる病院に足を運びましょう。
牧田産婦人科からのワンポイントアドバイス
まずは、なにか身のまわりで「ストレスの原因がないか?」「食事に偏りがないか?」「睡眠に不安がないか?」「適度な運動の時間がとれているか?」など、自分の生活を見直してみましょう。
あなたの更年期危険度はです。

今のところ、更年期障害の心配はなさそうです
更年期障害は40代〜60代と幅広い年齢層の方が悩まされる可能性がありますので、予防したり、なるべく早い段階で気づくことが大切になります。 そのため、詳細な症状が確認できる「更年期症状問診票」もご用意しております。 いまは大丈夫だと思っている方も、改めてチェックしてみるのもオススメです。
牧田産婦人科からのワンポイントアドバイス
更年期障害は、精神的な不安定さが身体の症状に繋がりやすいため、ストレスを溜め込まないように、食事・睡眠・運動とバランスの良い生活を送りましょう。
牧田産婦人科は更年期医療の専門医がいます
当院の院長である牧田和也は日本女性医学学会(旧:日本更年期医学会)の専門医で同学会の幹事を務めておりますので、安心して更年期障害の治療のご相談をなさってください。
また、更年期障害のみならず骨粗鬆症、脂質異常症、萎縮性腟炎などもご相談にも応じます。
牧田和也
牧田産婦人科 院長/更年期専門医/医学博士
日本産科婦人科学会専門医/母体保護法指定医/日本女性医学学会認定医師/日本頭痛学会専門医



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