初めての出産は予定日が近づくにつれ、期待と不安がないまぜになり落ち着かないもの。
気持ちを落ち着かせるためにも、もうすぐ対面できる我が子を思いながら事前にしっかりと入院準備を進めておくのがオススメです。

書籍やネット上でも様々な情報があふれていますが、入院時「あってよかった!」と、先輩ママたちかが揃って口にする厳選アイテムをご紹介します。

入院のその前に…10ヵ月に入ったら、常に持ち歩くべき3アイテム

妊娠10ヵ月に入る36週からは、いつ産まれてもおかしくない時期になります。
赤ちゃんが産まれる前に美容院や買い物を済ませておいたり、お産を軽くするために軽い運動をしに出かける方もいらっしゃるかと思います。
そんな時でも、必ず毎日持ち歩いていた方が良いものが以下の3点。

  • 母子手帳
  • 健康保険証
  • 診察券

外出先で万が一破水や陣痛が始まっても、上記3点があればスムーズに受診・入院することが可能です。
ポーチなどにひとまとめにして持ち歩くようにしておくと、安心してお出かけを楽しめますよ。

入院中のオススメアイテム 陣痛編

病院や産院から指示を受けたら、いよいよドキドキの入院です。
入院時重宝するものとして、まずは陣痛時にあると便利なアイテムをご紹介します。

  • ストローキャップ
  • テニスボール
  • リラックスグッズ

ストローキャップは、ペットボトルに取り付けて、そのまま蓋をすることができる便利なストローです。
陣痛の波に耐えている間は基本的にはベッドに横になっています。
陣痛の間隔が短くなってくると、体を起こすことが次第に困難になってくるため、寝たままでも水分を摂れるストローキャップは必須級のアイテムです。

陣痛時、尾てい骨周辺の腰を強めに手で押すと痛みを一時的に軽くすることができますが、何度もやってくる陣痛のたびに手で押すのも大変です。
かわりにテニスボールを用意しておくと、硬さや大きさがちょうどよく、自身でテニスボールの上に乗って押す強さをコントロールすることもできるのでオススメです。

陣痛時は、いかに痛みと痛みの間の時間にリラックスできるかも、出産のための体力温存につながります。
お気に入りのアロマオイルや音楽、癒しグッズなどを用意しておくとリラックスの助けになるので是非用意しておきたいものです。

入院中のオススメアイテム 産後編

産後は回復しきっていない体を休めることと、生まれたばかりの赤ちゃんのお世話だけでいっぱいいっぱいになります。
病院にいる間はもちろん、自宅に戻ってからも快適に過ごせるよう、事前に産後に使うアイテムを用意しておきましょう。

  • ドーナツクッション(円座クッション)
  • 授乳クッション
  • 母乳パッド

産後、特に経腟分娩時に会陰切開を行った場合は、痛みで普通に座るのも大変です。
その時にドーナツ(円座)クッションがあると、痛みが軽減するので大変重宝します。
予め用意してくれている病院もあるので、入院前に確認しておきましょう。

赤ちゃんに母乳をあげるときに、自分の腕だけで赤ちゃんを支え続けるのはなかなか骨が折れるもの。
自分の腕も楽になり、赤ちゃんの姿勢も安定する授乳クッションは、入院中はもちろんご自宅でも長く使えるアイテムです。
赤ちゃんの腰が座ってきた頃は、腰を支えてあげるクッションにもなるので、ひとつは是非持っておきたいアイテムです。

母乳の出が良いと、下着から母乳が染み出して服まで濡らしてしまうことも。
母乳パッドを用意しておくと、安心して過ごせます。
母乳育児をされる方はぜひ用意しておきましょう。

まずは必要最低限のアイテムだけ用意しよう

便利なアイテムは他にもたくさんありますが、最低限これだけあれば入院中はどうにかなる!というアイテムをご紹介しました。

出産は特に初めてだと、あれもこれもと万全を期すために色んなグッズを購入したくなるもの。 しかし、実際出産を体験してみると、あったら便利だろうと購入した便利グッズでも「なくても良かった」「使う暇もなかった」という先輩ママ多数。

今はスマホ片手に、ネット通販で自宅にいながら翌日には手元に商品が届く時代です。 様々な情報に惑わされず、本当に必要になってから購入しても良いかもしれません。 特に新生児の期間はあっという間! 使用頻度と重要度をしっかりと見極めて、賢く楽しく入院期間や産後の赤ちゃんとの時間を楽しんでください。