通常は待ち時間の少ないご自宅近くのクリニックで健診をしていただき、夜間・緊急時や分娩は施設の整っている病院へ。
当院ではセミオープンシステムに近い形で対応しています。

妊婦健診は、出産予定日が決まり母子健康手帳を受け取った後、一定の間隔で妊婦さんと赤ちゃんの健康状態や発育を確認していく外来診療です。

当院では諸事情により、2026年8月末をもって分娩の取り扱いを終了しました。現在は近隣の提携医療機関と連携し、いわゆるセミオープンシステムに近い体制で妊婦健診を行っています。
健康状態が安定しており、大きな合併症などが認められない妊婦さんについては、妊娠32週頃までを目安に健診を行うことができます。里帰り出産を検討されている方も、近隣の連携病院と提携することで最大妊娠32週頃までの健診を受けていただけます。

セミオープンシステムの特徴は、日常的な妊婦健診を「自宅近くの通い慣れたクリニック」で受けながら、分娩時には「医療設備や診療体制が充実した総合病院」を利用できる点にあります。
毎回の健診で大きな病院へ通う負担を抑えつつ、出産時や緊急時には必要な医療を受けられる体制を確保できる点が大きなメリットです。
当院では、提携する各医療機関と連絡を取り合い、診療情報を共有しながら、妊娠期間を安心して過ごせるようサポートしています。
妊娠初期には特に問題が見られなくても、その後の経過によって体調や検査結果に変化が生じるケースがあります。その際には、妊婦さんの状態に応じて提携先の病院をご案内し、必要な診療へ円滑につなげられるよう連携しています。

定期健診スケジュール

妊娠週数
検診頻度
初診~妊娠12週まで
(4ヶ月まで)
1~2週間に1回
妊娠12週~妊娠27週まで
3~4週間に1回
妊娠28週~35週
(8~9ヶ月)
2週間に1回
妊娠36週~39週
(10ヶ月)
1週間に1回

※出血またはその他の異常があった時は、その都度ご来院ください。

妊婦健診の流れ・費用について

母子健康手帳を受け取った後から、定期的な妊婦健診が始まります。
受診の際は、毎回「母子健康手帳」と「妊婦健康診査の助成券」を忘れずにお持ちください。

1受付

来院されましたら、受付スタッフに助成券と母子健康手帳をお渡しください。

2毎回行う検査

  • ー 体重測定

    診察室に体重計を設置しています。診察時に測定してください。

  • ー 血圧測定

    待合室に血圧計がありますので、診察に呼ばれる前に測定をお願いします。

  • ー 尿検査

    受付で採尿用の紙コップをお渡しします。トイレで採尿した後、指定の検査箱へ入れてください。

  • ー 超音波検査

    通常はお腹の上から超音波検査を行います。妊娠週数や診察内容によっては、腟から確認する場合もあります。

3必要時に行う検査・指導

妊娠週数や体調、これまでの検査結果などにあわせて、以下の検査や指導を行います。

  • ー 子宮頸がん検診(前期検査)
  • ー クラミジアPCR検査(後期検査)
  • ー おりもの培養検査(必要に応じて)
  • ー 血液検査(前期検査と後期検査)
  • ー 助産師による指導(必要に応じて)

4お会計

基本的には助成券を使用しますので、健診や検査はほぼ無料です。
お薬の処方や、基本となる検査以外に必要な検査を行う場合は、保険診療となり、3割負担でお支払いいただきます。

妊婦健診の受診・ご相談方法

ご来院の際は、受付で「妊婦健診希望です」とお申し出ください。

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